介護事務 資格

福祉関係の資格をめざす方へ

介護事務試験詳細

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介護事務の資格は、民間の認定機関の試験を合格することによって得られます。それぞれの認定機関で「ケアクラーク」「介護事務管理士」「介護保険事務士」と資格の名称が異なります。






ケアクラーク技能認定試験



(財)日本医療教育財団が主催する試験。ケアクラーク技能認定試験は、介護保険制度のもとでの介護報酬請求事務など、介護事務の専門家として必要な知識と技能のレベルを評価、認定する試験で、ケアクラーク技能認定試験に合格すると技能認定合格書が交付されます。




●受験資格

教育機関等が行う教育訓練のうち、認定委員会が認定規程により認める「ケアクラーク技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者介護事務職として6ヵ月以上の実務経験を有する者



●試験内容


学科試験 - 筆記(択一式) 25問 50分
1.人間関係(コミュニケーション)、2.老人・障害者の心理、3.社会福祉、4.老人福祉、5.地域福祉、6.社会福祉援助技術、7.介護概論、8.介護術技術・障害形態別介護技術、9.リハビリテーション、10.医学一般、11.介護保険制度、12.介護事務業務


実技試験 - 2問 60分
介護給付費請求事務 介護給付費明細書作成


※学科試験、実技試験ともに得点率が70%以上で合格。


●受験申込の期間


当該試験日の2ヵ月前より、当該試験日の2週間前まで


●試験日程


4月、6月、8月、10月、12月、翌年2月の年6回


●合格発表


試験日から約1ヵ月後に郵送により通知

●受験手数料

6,000円

介護事務管理士技能認定試験



㈱技能認定振興協会が主催する資格試験。合格すると「介護事務管理士」と認定されます。介護事務管理士の資格は、介護保険制度の仕組みを理解して、介護報酬を計算し、介護スタッフをサポートするなど、介護サービス提供機関にとって必要不可欠な資格です。




● 受験資格はありません。


●試験内容


[実技試験] 介護給付費明細書の作成・・・4枚>
1問につき50%以上、全体で70%以上


実技・学科とも資料などを参考にして答案作成が認められています。

●試験日程
年 6 回 (奇数月の第4 土曜日)


●合格発表
試験日から約1ヵ月後に郵送により通知


●受験料
5,000円

介護事務実務士



介護事務実務士は、NPO法人 医療福祉情報実務能力協会が実施する「介護情報実務能力認定試験」の合格者に与えられる称号です。

● 受験資格はありません。

●試験内容


[実技試験] (5 問)


介護給付明細書の作成
介護報酬明細書作成:居宅サービス:施設サービス

[学科試験] (20 問)


① 介護保険法および関連法規
② 介護保険制度
居宅サービス・施設サービス
③ 介護報酬の請求


●試験日程
年3回(3,7,12月)
※合格の基準は非公開

● 試験会場
在宅試験

●受験料
7,500 円
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介護事務の基礎知識

介護事務の仕事内容と職場

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介護事務の仕事



介護事務はまだ生まれてまだ10数年しか経っていない新しい職業です。2000年からスタートした介護保険制度によって、生まれた職業です。介護を受ける人にはありがたい制度で1割の負担で介護サービスを受けることができるようになりました。残りの9割を国や市町村に請求するのが介護事務の主な仕事です。




介護事務の仕事内容は、保険請求事務のほかに、受付業務や書類管理、経理等などをまかされることもあります。また、基本的にパソコン操作は必須で、ネットによるデータ伝送やフロッピーデスクによるデータ提出が義務化されています。



介護事務は、介護サービスを行う施設を併設した医療機関が増えていますし、高齢化が進む日本では、ますますニーズが高まる職業です。また、介護事務の仕事は不況の影響を受けることが少ないのが大きなメリットです。



介護事務の勤務時間



介護事務は介護スタッフではありませんので、夜勤もホームに泊まり込んで仕事をするというようなことはありません。また、基本的に休日出勤や残業は殆どありません。朝出社をしてから、前日に誰がどの介護を受けたのかをチェックしてパソコンに入力したり、書類に書き込んだりします。



但し、介護保険の請求をしなければならない時期は、仕事に追われ、時には残業も必要になることもあります。仕事の波が大きいので、パートで働いているケースが多く見られます。


介護事務の職場



介護事務の魅力に、職場の多さを挙げることが出来ます。およそあらゆる医療機関や介護現場で必要とされる職種です。具体的な職場としては以下のものがあります。




■ 在宅介護サービス事業者


■ 訪問介護ステーション


■ 老人保健施設


■ 各種医療機関


■ 在宅介護支援センター


尚、介護事務は正社員から派遣、パートタイマーまで、幅広い働き方ができるので、ライフスタイルに応じた働き方ができるのが大きなメリットです。


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介護事務の基礎知識

介護事務で得られるものとは

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介護事務の仕事から得られるものとして、まず第一に介護保険制度の理解が深まることです。介護事務の主な業務は、介護保険の請求手続きですので、介護サービスの種類と点数・請求金額の算出、実際の手続き要項、手続きの流れなどについて熟知しなければなりません。


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こうした知識は、ケアマネージャーをステップアップとして目指す場合においても生かされます。尚、介護保険の手続き処理という仕事自体は、他の業界で活用できるものではありませんが、事務処理能力そのものはどこの企業でも必要と能力です。




介護事務の経験は、他の介護関係に仕事を移しても、介護とは全く関係ない一般企業に勤めても生かされるはずです。







 

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介護事務としての適性

介護事務誕生の背景

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介護事務の歴史は介護保険制度の歴史と言っても過言ではないでしょう。介護保険制度が誕生した背景には3つの要因があり、要介護者の増加、寝たきり期間の長期化、家族介護者の高齢化がこれにあたります。


介護保険制度は平成12年4月1日から始まった制度で、入浴や排泄、食事などの日常生活に介護が必要になった人を対象に、必要な介護サービスを提供し、自立をサポートする制度です。


少子化によって介護を行う人の数は減ってきているのに、高齢化社会によって、要介護者の人数は爆発的に増加しています。
また、医療の進歩により命を永らえることが出来るようになりましたが、反面永く介護が必要になったと言えるでしょう。さらに、核家族化が進み、高齢者だけの世帯も増えたので、どちらかが要介護状態になると、もう一方が高齢者でも介護せざるを得ないという状況に陥っています。


しかし、これまでの措置制度では市町村がサービスの種類や提供機関を決めていたので自由にサービスの選択ができないこと、利用に当たって所得調査を受けなければならなかったために心理的な苦痛を伴うこと、さらに中堅所得層にとって利用料が大変重い負担となっていました。


この流れにより介護施設の代わりに入院させることが増え、医療費の無駄など社会的な問題を生むようになりました。それで、介護保険制度を創設して高齢者に自立して地域で生活してもらおうとしたのです。この介護保険制度の誕生とともに、介護保険請求事務を行う介護事務という職種は以上の経過により誕生しました。

 

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